40代から要注意!「腰の硬さ」が招く腰痛の原因と予防法
2025/03/07
~東洋医学×西洋医学で叶える「一生ものの腰」の育て方~
はじめに|「年のせい」と諦めていませんか?
「最近、腰が重い」「立ち上がる時に痛みが…」
40代を過ぎると、多くの女性がこうした不調を感じ始めます。
実は、腰痛のほとんどは「生活習慣」と「身体のクセ」が原因ということをご存知ですか?
当院「タイチ鍼灸接骨院」では、鍼灸師と理学療法士が連携し、
「東洋医学の自然治癒力向上」と「西洋医学の機能分析」を融合させた独自のアプローチで、
患者様の腰痛改善をサポートしています。
今回は、5,000人以上の研究データから判明した「腰痛を招く身体の特徴」と、
今日からできる予防法を徹底解説。「年のせい」を「若さの証」に変えるヒントをお届けします。
その1. なぜ40代以降は腰痛が増える?女性の身体の変化
1-1. 女性ホルモンと筋肉の関係
年を重ねるとエストロゲンの減少により、筋肉量が減少しやすくなります。
特に太ももやお尻の筋肉(ハムストリングス・大臀筋)が衰えると、
腰への負担が2倍以上に増加するという研究データも報告されています。
1-2. 日常生活の「隠れ負担」チェックリスト
□ 家事中の「中腰姿勢」が1日2時間以上
□ スマホ使用時、首が30度以上前に傾いている
□ ソファで脚を組んで座ることが多い
□ 運動習慣が週1回未満
腰痛の方の約7割が、3つ以上該当しています。
その2. 医学データが証明!「腰痛体質」3大特徴
国際的な研究レビュー(12論文・5,459人分析)により判明した、
「腰痛リスクが2.5倍以上高まる」身体の特徴をご紹介します。
2-1. 腰の「横倒し」ができない|体幹側屈の硬さ
【セルフチェックをしてみましょう!】
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壁から約一歩分離れて立ち、壁側と反対の手を上から壁へと伸ばします
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ゆっくり体を横に倒す
→ 手が壁に触れない場合、リスクあり要注意!
東洋医学的解説
「体幹側屈(身体の横倒し)の硬さは『肝経』の滞りと関連。ツボ刺激で血流を促すことで、可動域改善が期待でき、当院でも活用しているツボの一つです。
2-2. 腰の「自然なカーブ」が消えている|腰椎前弯の減少
理想的な腰椎のカーブは20~40度。
デスクワークやスマホ姿勢が続くと、「ストレートバック」 と呼ばれる状態になり、
腰を守るクッションである椎間板への圧力が、最大1.5倍に増加します。
西洋医学的アプローチ
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仰向けで膝を立て、腰の下に手のひらを差し込む
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腰の骨を、手のひらに対して押す運動
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5秒キープ×10回
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2-3. 太もも裏が「ガチガチ」|ハムストリングスの柔軟性低下
【危険度判定】
仰向けで片脚を上げた時、膝が曲がらずに70度以上上がらない場合は危険信号。
当院のハリリハ事例
60代・主婦Aさん:
→ 鍼灸でハムストリングスの緊張を緩めつつ、理学療法士監修のストレッチを実施
→ 3ヶ月で可動域が40度改善し、階段の昇り降りが楽になりました。ハムストリングだけではないですが、この筋肉は骨盤を安定した位置に保つために重要な筋肉なんです。
その3. 今日から始める!「腰痛知らずの身体」作り
3-1. 東洋医学の知恵|ツボ押し&温活
● 「腎兪(じんゆ)」 :腰のくびれの高さ、背骨から指2本分外側
→ カイロや蒸しタオルで温めるのが効果的です。もしくは、親指を使ってジワーっとおしてみましょう!
● 「陽陵泉(ようりょうせん)」 :ひざ下の外側にあるくぼみ
→ 親指で5秒押し×10セット(血流改善効果)
3-2. 西洋医学のエビデンス|科学的ストレッチ
(1) 寝たまま骨盤調整
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膝を立てて仰向けになり、腰を浮かせてタオルを敷く
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タオルを左右に引っ張りながら、腰をゆっくり回す
→ 腰椎の自然なカーブをサポート -
(2) キッチンでできるハムストリング伸ばし
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シンクに手をつき、片脚を後ろに引く
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かかとを床に着けたまま、20秒キープ
→ 料理中の隙間時間に効果的 -
3-3. 生活習慣の見直しポイント
● 「3:1の法則」 :30分座ったら1分立つ
● 掃除機選び :体重の10%以下の軽量モデルを推奨
● 枕の高さ :横向き寝の方は、肩の厚さ分の高さを確保
その4. |「もう我慢しない」ための治療選択肢(タイチ鍼灸接骨院)
当院では、以下のように段階的なアプローチを提案しています。
STEP1:問診と検査(ヒアリング)
・理学療法士と鍼灸師による、現代医学と伝統医学の両方の視点から聴取・検査します。
痛みの原因組織はなにか、どのようにしたら痛むのか、お困りごとや悩み、生活習慣など詳しく洗い出していきます。
例:肩が痛む→どの関節、筋肉、神経の組織が痛みを引き起こしているのかを詳しく検査。その組織がなぜ痛みを引き起こしているのかを、身体の使い方の癖や生活動作から詳しく検査します。
例:肋骨や背中が痛む→アレルギー性鼻炎や、花粉症があり、繰り返す咳で、肋骨や特定の筋肉の組織を痛めている。この場合、鼻炎や花粉症症状に対して東洋医学の技で特定のツボに対して鍼やお灸、痛めている筋肉や関節に理学療法士による徒手整体や、鍼治療を行います。
痛みの原因が身体の使い方や、姿勢、動き方なのか?(理学療法士)
あるいは、内臓不調やアレルギーなどの問題で痛みがでているのか?(鍼灸師)
両方の視点から検査を行い、対処できる。
このような方法で検査しているのは、全国的にみてもなかなかありません。
STEP2:オーダーメイド治療
〈例〉
● 鍼灸治療:痛みの軽減、自律神経調整、可動域改善
● 理学施術:関節へのアプローチ、正しい身体の使い方(立ち方、歩き方など)、各関節、各筋肉が動きの中で適切に動きが出るよう体を変えていく。
● 自宅プログラム:各個人に合ったストレッチ法や、エクササイズを動画をお渡しします。それらをもとに隙間時間に行い、体が少しずつ変化していきます。
STEP3:予防プランの作成
痛みや、身体の動きが改善してきたらメンテナンスへ移行します。できるだけ身体が良い状態を維持できるようできる範囲で「身体の定期点検」を実施していきます。
おわりに|「あなたの腰は、まだまだ成長します」
「年齢だから」と諦める必要はありません。
当院が大切にしているのは、「治療」と「教育」。
患者様自身が身体の声を聴き、適切なケアを続けられるよう、
私たちは常に最新の東洋医学と西洋医学の知恵を結集させたアドバイスをお届けします。
熊本市北区にあります、タイチ鍼灸接骨院ならきっと皆様の力になれます。

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タイチ鍼灸接骨院
861‐8081
熊本県熊本市北区麻生田2‐3‐7
電話番号 : 096‐339-5477
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