逆子（骨盤位）矯正の ハリ＆キュウ治療について
SAKAGOTHERAPY
妊婦の皆さん、逆子でお困りではありませんか？そのままでは帝王切開になってしまいます！なるべくなら、通常の分娩でお産をしたいですよね？逆子体操でも効果が無ければ、当院の安全で、治癒効果の高い、ハリ＆キュウ治療での逆子矯正を是非お試し下さい！！
伝統的なハリ＆キュウによる逆子矯正治療とは？
伝統的な鍼灸治療による逆子治療は、今では安全な治療法として首都圏の主要な医療機関では専門外来として導入されるなど、信頼度が高まってきております。伝統的な治療法では、足の２か所のツボに優しく刺激だけで、硬化した子宮を柔らかくし、子宮内での胎動を活発化させることで胎児を正しい位置に戻り易くする効果を出しています。治療効果には個人差があるものの、治癒確率は、妊娠28週では90％、32週では80％、36週頃では50％と言われていることから、通常、治療の最適な時期は、妊娠１６週以降～３６週までとなります。
当院だけの治癒率の高い新しい逆子治療
逆子を訴える妊婦さん達の多くは、気づかずに「ネジれ歪み」の不良姿勢を起こしている方が多いです。不良姿勢は、子宮や臍帯の伸縮性に悪影響を与え、胎動を妨げる原因になります。 そこで当院では、ダイナミックロト・セラピーという治療理論に基づき、伝統的な治療法のみならず、独自の施術を加えることで不良姿勢を矯正すると共に、各段に逆子を治癒する確率を上げることに成功しました。従って、出産予定日が迫っている場合であっても、治癒の可能性はありますので、諦めずに受療をご検討下さい。尚、この治療の不適用となる場合もありますので、一度お電話にてご相談下さい。
産科医師の先生方へ
逆子に対する鍼灸治療に取り組む医療機関の現状
我が国において伝統医学の技法として伝承されてきた骨盤位(逆子)に対する鍼灸療法の技法は今や、その安全性と高い治療効果に一定の評価があり、全国規模で鍼灸治療による逆子外来を設ける医療機関も少なくないのが現状です。
鍼灸治療の有効性
1950年代に産婦人科医の石野信安が20例中16例(80％)の治療を報告して以来、1980年には産婦人科医の林田和郎が584例中89.8％の有効率を報告。
最近の調査結果よれば、鍼灸治療によって骨盤位が頭位に戻る確率は、28週以内では90％、32週まででは80％、36週頃では74％との報告があります。28～30週までに鍼灸にて治療するのがベストなタイミングです。最近では鍼灸治療で切迫早産の発生を抑制できるとの報告もあります。
施術方法
当院における骨盤位への鍼灸治療法は、伝統的に広く治療点として用られてきた、下肢の治療点、三陰交（さんいんこう）（内踝の上方約10㎝で頸骨内側縁）と至陰（しいん）（小趾外側遠位端）のみならず、全身の捻じれ歪みの治療法※「ダイナミックロト・セラピー」の技法（鍼とストレッチ）を加えることで、母体の不良姿勢を正し、羊水内での胎動を促すことで一層の治癒率を上げることに取り組んでおります。
※ダイナミックロト・セラピー：2013年に山梨県在住の鍼灸師、溝口哲哉が発表したロトロジー理論に基づく回旋運動連鎖を操作する治療法。鍼治療は勿論のこと、エクササイズにも応用されている回旋理論。
※ 国際ダイナミックロト・セラピー協会 URL:https://dynamicroto.com/
骨盤位に対する鍼灸効果のメカニズム
下腿・足部からの上行性刺激が、上脊髄性の自律神経反射により臍帯動脈や子宮動脈を拡張させ、子宮への動脈血流増加を促す結果、子宮の血流量が増えて硬化していた子宮壁が軟らかくなって胎児の回転を促すという説が有力です。
その他、運動学や機能解剖学の観点からも、運動不足により、滑らかな全身の動き（回旋運動の連鎖）が滞ると不良姿勢に陥り、関節可動域も狭くなり、身体上のアンバランスにより、体幹や骨盤の腹壁、股関節は強い緊張状態に陥り、深部にある骨盤内臓器の不調を招き、子宮壁や臍帯の捻転にも悪影響が及ぶことが考えられます。
従って、身体の回旋動作連鎖を正常に戻すことは、骨盤位の胎位矯正には不可欠な治療要素であると考えており、当院では、積極的にダイナミックロト・セラピーによる治療を逆子治療にも導入し、子宮壁の柔軟性回復と臍帯の伸縮性向上効果を出せるように心掛けております。
