「膝が痛い…」そんなあなたへ!変形性膝関節症と鍼灸の関係性
2025/01/06
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が徐々にすり減り、骨と骨が直接こすれ合うようになることで、痛みや腫れ、関節の動きが悪くなる病気です。膝の軟骨は、骨と骨の間のクッションの役割を果たしており、衝撃を吸収し、スムーズな関節運動を可能にします。しかし、加齢や外傷、肥満など様々な要因によって軟骨が損傷すると、変形性膝関節症へと進行していきます。
変形性膝関節症の原因
変形性膝関節症の原因は、単一ではなく、複数の要因が複合的に作用して発症すると考えられています。主な原因としては、以下のものが挙げられます。
- 加齢: 年齢とともに軟骨が変性しやすくなります。
- 外傷: 膝の骨折や靭帯損傷などの外傷は、軟骨への負担を増やし、変形性膝関節症のリスクを高めます。
- 肥満: 体重が増加すると、膝関節への負担が大きくなり、軟骨が早くすり減ってしまいます。
- 遺伝: 家族に変形性膝関節症の人がいる場合、発症リスクが高まる可能性があります。
- 関節の構造的な異常: O脚やX脚などの関節の構造的な異常は、膝関節への負担を増加させます。
- 繰り返しの運動: スポーツ選手など、膝に過度の負担をかける運動を繰り返す人は、変形性膝関節症になりやすい傾向があります。
⇩ここでワンポイント⇩
※変形性膝関節症は、日頃の立ち座りや歩き方など繰り返し行われる、何気ない日常動作をいかに改善できるかが重要です!いわゆる身体の使い方ですね!毎日何回立ち座りしますか?何十回・何百回の立ち座りを数十年、もしそれが膝に良くない立ち座りだったら・・・タイチ鍼灸接骨院は、ハリコースとリハコースで身体の使い方まで徹底的に改善します!
変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症の症状は、進行度によって異なりますが、一般的には以下の症状が現れます。
- 痛み: 膝の痛みは、最も一般的な症状です。初期には、運動時や階段昇降時に痛みを感じることが多く、進行すると安静時にも痛みを感じるようになります。
- ※階段や坂道を降りるときに痛い・怖いと言われる方が多いです!
- 腫れ: 膝関節に水が溜まることで、腫れが生じることがあります。
- こわばり: 朝起きた時や長時間同じ姿勢を続けると、膝がこわばり、動きが悪くなることがあります。
- 変形: 進行すると、膝がO脚やX脚に曲がったり、膝蓋骨がずれるなどの変形が起こることがあります。
- 歩行困難: 痛みや変形が進むと、歩くのが困難になり、日常生活に支障をきたすことがあります。
変形性膝関節症の診断
変形性膝関節症の診断は、医師による問診、身体診察、画像検査などを総合的に行うことで確定されます。専門家が診れば、変形性膝関節症は分かります!大事なのは、動きや姿勢から"何が膝に負荷をかけているか”が重要です!
- 問診: いつから痛み始めたか、どのような動作で痛みが増すか、日常生活にどのような影響が出ているかなど、詳しく問診を行います。
- 身体診察: 膝の腫れ、熱感、変形、関節の動き、痛みなどを診察します。
- 画像検査: X線検査、MRI検査、CT検査などを行い、軟骨の損傷程度や関節の変形を詳しく調べます。
⇩ここからが見どころ⇩
変形性膝関節症と鍼灸の関係性
変形性膝関節症は、年齢を重ねるにつれて多くの人が悩まされる疾患の一つです。膝関節の軟骨がすり減り、痛みや腫れ、関節の動きが悪くなるのが特徴です。そんな中、近年注目されているのが、東洋医学の伝統的な治療法である「鍼灸」です。
先日NHKでも取り上げられていましたね!!!
変形性膝関節症と鍼灸、なぜ注目されるのか?
変形性膝関節症の治療は、薬物療法、ひどい場合は手術など、様々な方法が検討されます。しかし、これらの治療法は、痛みを一時的に抑えたり、関節の動きを改善したりする効果は期待できますが、根本的な原因である軟骨の損傷を修復することは難しいのが現状です。
一方、鍼灸は、体全体のバランスを整え、自己治癒力を高めることを目的とした治療法です。鍼を刺したり、お灸を据えたりすることで、経絡と呼ばれる経路を刺激し、気血の流れを改善します。この気血の流れが改善されることで、痛みや炎症を抑え、筋肉の緊張を緩和し、関節の動きをスムーズにする効果が期待できます。
鍼灸が変形性膝関節症に有効な理由
鍼灸が変形性膝関節症に有効であると考えられる理由は、以下の点が挙げられます。
- 鎮痛効果: 鍼灸は、痛みを感じる神経の働きを抑制し、痛みを軽減する効果があります。また、脳内物質の分泌を促し、自然な鎮痛効果をもたらすことも期待できます。
- 血行促進効果: 鍼灸は、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和します。これにより、関節への負担を軽減し、炎症を抑える効果が期待できます。
- 筋肉のバランスを整える効果: 鍼灸は、体のバランスを整え、筋肉の緊張を緩和することで、関節の動きをスムーズにし、痛みを軽減する効果が期待できます。
- 自律神経のバランスを整える効果: 鍼灸は、自律神経のバランスを整え、ストレスを軽減する効果が期待できます。ストレスは、痛みを増強させる要因の一つであるため、ストレスを軽減することは、変形性膝関節症の改善に繋がると考えられます。
鍼灸治療の実際
鍼灸治療では、まず患者さんの状態を詳しく聞き取り、痛みのある部位や関節の動きなどを確認します。その後、痛みの原因となっている経穴(ツボ)に鍼を刺したり、お灸を据えたりします。鍼の深さや刺激の強さは、患者さんの状態に合わせて調整されます。
当院で行うハリ×リハコースはとても細く浅い鍼を用いることが多く、鍼を入れた状態で動かしていくため、更なる効果が期待できます!タイチ鍼灸接骨院の鍼治療で痛みを言われる方は、あまりいらっしゃらないですが、不安な方は別のコースの提案もできますのでお気軽にお尋ねください!
変形性膝関節症の予防
変形性膝関節症は、以下のことに注意することで、発症リスクを下げることができます。
- 適度な運動: ウォーキングや水泳など、膝に負担をかけない有酸素運動を心がけましょう。
- 体重管理: 肥満は膝関節への負担を増やすため、適正体重を維持するようにしましょう。
- バランスの取れた食事: カルシウムやビタミンDを十分に摂取し、骨を丈夫にしましょう。
- 正しい姿勢と動き: 日常生活において、正しい姿勢を心がけることで、膝への負担を軽減できます。
変形性膝関節症と生活
変形性膝関節症と診断された場合、日常生活において様々な工夫が必要になります。
- 無理のない運動: 痛みが出ない範囲で、定期的に運動を行いましょう。
- 体重管理: 体重を減らすことで、膝への負担を軽減できます。
- 立ち座りや歩きを変える: 普段の動き方を変え、膝の負担を減らしましょう。当院ではお客様の生活動作を聞き取り、個々に合わせた動作と運動を指導させていただきます。
- 滑りやすい場所を避ける: 滑りやすい場所では転倒するリスクが高まるため、注意が必要です。
- 寒さ対策: 冷えは痛みを悪化させることがあるため、膝を温めるようにしましょう。
まとめ
変形性膝関節症の治療には、薬物療法や運動療法など様々な方法がありますが、鍼灸も一つの選択肢として検討することができます。鍼灸は、痛みを軽減し、関節の動きを改善する効果が期待できるだけでなく、体全体のバランスを整え、自己治癒力を高める効果も期待できます。
もし、変形性膝関節症でお悩みの方は、一度、鍼灸治療について専門家にご相談してみてはいかがでしょうか!?
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タイチ鍼灸接骨院
861‐8081
熊本県熊本市北区麻生田2‐3‐7
電話番号 : 096‐339-5477
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