肉離れその2: 症状、原因、そしてタイチ鍼灸接骨院での治療の流れをご紹介!
2024/11/10
肉離れその2: 症状、原因、そしてタイチ鍼灸接骨院での治療の流れをご紹介
肉離れという言葉を聞いたことがありますか?恐らく、多くの人が一度は耳にしたことがあるでしょう。運動中や日常のちょっとした動作や、スポーツの現場で経験することもあるこの症状、実は思っているよりも深刻な影響を及ぼすことがあります。今日は肉離れの症状、原因、そして当院の治療法について詳しくご紹介していきます。
肉離れとは?
肉離れは、筋肉や筋膜の一部が突然裂ける、または引きちぎられることを指します。主に足や腕など、運動を頻繁に行う部位で発生しやすいですが、体のどの部分にも起こりうる現象です。肉離れが発生すると、その部位に強い痛みが生じ、場合によっては歩いたり動くことが難しくなることもあります。
症状と好発部位
肉離れの主な症状としては、以下のようなものがあります。
・突然の鋭い痛み
・患部の腫れや内出血
・筋肉の機能喪失
・動かすと痛む、または動かせない
痛みの程度や腫れの具合は、肉離れの重症度によって異なります。軽度の筋膜の損傷の場合は数日で回復することもありますが、筋繊維を大きく損傷して内出血、熱感、腫れが重度の場合は医療機関での検査と治療が必要になります。
肉離れを起こしやすい身体の部位を順番に紹介すると、
1,ハムストリングス(太もも裏側)
2,大腿四頭筋(太もも前面)
3,腓腹筋(ふくらはぎ)
4,内転筋(太もも内側)
の順に多いとされていて、スポーツの競技特性によって好発部位が異なります。
急激なダッシュやストップ、ターンを伴うスポーツでは、大腿の前面部分にある大腿四頭筋に過大な負荷が生じます。大腿四頭筋の中でも、特に股関節の屈曲(曲げる)運動と膝関節の伸展(伸ばす)運動に大きく関与する大腿直筋に強い負荷が生じることで、損傷を起こしてしまう場合があります。
ハムストリングスは、股関節の伸展運動や膝関節の屈曲運動に大きく関与しており、ダッシュなどの急激に地面を蹴り出す動作やターンの際に肉離れを起こしてしまう場合があります。
(太もも裏側のハムストリングス)
※ハムストリングスは大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋という3つの筋の総称
ランニングやジャンプ動作の原動力は腓腹筋の内側頭とされるため、ふくらはぎの肉離れの大半は腓腹筋の内側に起こります。
(ふくらはぎの腓腹筋)
原因
肉離れが発生する原因はさまざまですが、主に以下のようなものが挙げられます。
過度の運動: 運動やスポーツを頻繁に行う人は、筋肉を酷使することで肉離れを引き起こすリスクが高まります。
不適切な準備運動: 十分なウォーミングアップをせずに運動を始めると、筋肉が柔軟性を欠いているため、肉離れを起こしやすくなります。
筋肉の弱化: 筋肉が疲れている状態や、過度に弱っている場合にも肉離れが発生しやすくなります。
突然の動き: 急なストップや方向転換など、筋肉に急激な負荷がかかる動作も原因となります。
タイチ鍼灸接骨院での肉離れの治療の詳細
肉離れの治療法は、その重症度によって異なりますが、一般的な治療方法としては以下のようなものがあります。
安静: まずは、患部を休ませることが最優先です。無理に動かすと症状が悪化することがあります。
冷却: 冷湿布や氷嚢を使って、患部を冷やすと腫れや痛みが軽減されます。15~20分間、1日に数回冷やすと効果的です。
圧迫: 弾性包帯などを使って患部を圧迫すると、腫れを抑えるのに役立ちます。圧迫する際は、血流を阻害しない程度に行うことが重要です。
挙上: 患部を心臓よりも高い位置に挙げることで、腫れを軽減する効果があります。
重症度によりますが上記の処置は、下肢の肉離れで何とかつま先を突いて歩行可能な中程度までは受傷当日から数日は上記の処置を行うこともありますが、長い期間安静冷却圧迫を行うと逆に回復が遅くなると当院では指導しています。
タイチ鍼灸接骨院での肉離れの治療の流れ
受傷直後で医療機関での検査や治療が必要な重症な症状では無ければ、患部の状況にはよりますが当院では患部や全身の血流、リンパの流れ、筋肉や筋膜、関節の柔軟性や可動性を良くし自然治癒力を高めるよう促して参ります。
治療法その1
当院は熊本で唯一の肉離れ、オスグット、半月板損傷の【ゆらし療法】認定治療院として登録しております。
ゆらし療法とは関節を一定のやさしいリズムで動かし、やさしいタッチで施術していく特別な手技療法です。受傷直後は患部には強い炎症反応と発痛物質が分泌し、脳が動かすと危険だと判断しで更に痛みのシグナルを強め身体の動きを制限するようになります。
やさしいリズムの手技によるゆらし療法を患部とその周囲の筋肉関節に行うと、患部の過剰な血液リンパ液の貯留や炎症反応、発痛物質の分泌を抑制し循環を早め早期回復を図ります。
やさしい手技療法による施術なので、脳の危険信号による痛みと筋緊張のシグナルを抑制し、身体を正しく動かす事ができるようにしていき、脳からの危険信号が過剰に起きないように促していきます。
治療法その2
痛くない浅い鍼による治療により受傷した部位以外の全身の筋肉筋膜の緊張、関節可動域の制限を瞬時に解消していきます。
肉離れのケガによりその直後から生活は一変していきます。下肢の肉離れならばその瞬間から生活の殆どが健側つまり痛めてた逆の脚での生活が始まります。歩行や立ち座り、階段の昇降など松葉杖を使えば両肩への負担も一気に増えてしまう生活に変わってしまうのです。
当院ではその問題を解消していき、生活の質が下がってしまうのを少しでも少なくして参ります。当院が採用している鍼治療・ダイナミックロトセラピーや経筋治療は全身の螺旋状に張り巡らされている筋膜の捻じれの回旋障害や経絡のラインの動きの障害を浅いの鍼で瞬時に動きの改善を図り早期回復を図って参ります。鍼治療が初めてで痛くて怖いイメージがある方でも安心して治療できますので是非お勧め致します。
鍼灸治療は過去に肉離れを起こし患部に“しこり”が残ってしまっている方にも強くお勧め致します。しこりが残っているとその周囲で再度肉離れが起こってしまうリスクが高くなるので、そのまま放置でず是非ご相談下さい。
治療法その3
リハビリと再発予防
理学療法士によるリハビリを当院では回復期に入ってきた状態からスタートしていきます。
痛みがとれた、ある程度歩けるようになったでは本当に治ったとは言えません。実は本当に治ったとはスポーツ選手では、競技復帰特にケガする前よりもパフォーマンスを挙げられる状態になって初めて完治したとなります。当院ではケガをする前よりも動かしやすい身体の状態を目指して、正しい身体の使い方を動きの基本の立ち座りから修正していき、徐々にレベルを上げてパフォーマンス向上を目指しております。リハビリは再発防止にもなりますので当院では理学療法士達が力をいれて取り組んでおります。
終わりに
肉離れは、誰にでも起こり得る一般的な症状ですが、適切な対策を講じることで、そのリスクを最小限に抑えることができます。運動前のウォーミングアップや適切なフォームでのトレーニングなど、日常的に気を付けることで、肉離れを防ぎ、健康的な生活を維持することができるでしょう。
----------------------------------------------------------------------
タイチ鍼灸接骨院
861‐8081
熊本県熊本市北区麻生田2‐3‐7
電話番号 : 096‐339-5477
----------------------------------------------------------------------